こんにちは。
パーソナルスタジオ ルートの長坂です。
・よく、お客様からストレッチをするのが苦手。
・ストレッチって体に良いのは知っているけど、具体的に何がいいの？
ってよく聞かれます。
ストレッチってすぐに柔らかくならないし、苦手意識が強い方が多いはず。。。
本日は、理学療法士の視点からストレッチの効果について書いていきます！
ストレッチには、以下のような効果があります。
1. 関節可動域の拡大
関節動きの制限が筋肉の硬さによるものであった場合、ストレッチを行うと
可動域が拡大し、大きく動かすことができるようになります。
2. パフォーマンスの向上
ストレッチを継続的に行うことで体が大きく動かせることができるようになるため、
最小限の力でも楽に動かすことができるようになります。
大きく腕や足を振れるようになると、速く歩いたり走ったりできます。
3. 筋肉痛軽減
普段あまり動いていない方が、長時間歩いたり重い荷物を持つなどした際やトレーニングした翌日以降に筋肉痛になった経験あるかと思います。
筋肉痛は、筋繊維の微細な損傷や血液停滞、乳酸などの老廃物の停滞などにより生じるとされています。
クールダウンの一環としてストレッチを行うことで、微細な損傷をした筋肉は伸ばされることで筋緊張が落ち、血液循環は活発になり、老廃物が除去されるため、筋肉痛を和らげるのに役立つとされています。
4. 疲労回復
肩こりがひどい時などに首周りの筋肉をストレッチすると、少し楽になりますよね？
疲労が溜まると、老廃物が溜まり血液循環が悪くなってしまうことで、体が重だるく感じてしまいます。そのため、ストレッチを行うことで筋肉痛の時と同様に血液の循環を促すことで疲労回復にも繋がるのです。
5. 姿勢改善
ストレッチだけでは、姿勢が良くなるわけではありませんが、体が硬い方は、普段の姿勢の状態で固まってしまい、姿勢が崩れてしまいます。ストレッチと並行してトレーニングを行うことで、綺麗な姿勢を手に入れることができます。
また、体が硬い状態では、トレーニングをしても筋肉が付きづらく代謝が悪いため痩せにくい体質になってしまいます。
体が硬い方はまずは、ストレッチを行うだけでも現状よりも引き締まった体になります。
ストレッチは継続して行うことが重要です！
ここまで読んでいただいた方は、ストレッチだけでも様々な効果があると思ってくれたかと思います。ただし、ストレッチは１回やっただけでは効果はありません。
ストレッチした直後は柔らかくなりますが、時間が経つと元に戻ってしまいます。人間の体は変化を嫌うようにできています。そのため、少しずつでも毎日行うことで体が柔らかい状態に慣らす必要があるのです。
⚪︎ストレッチの注意点
ストレッチを一生懸命やった結果、かえって痛めてしまう方も稀にいらっしゃるので、
ここからは、ストレッチを行う上で大切な注意点をご紹介します。
1. 無理矢理伸ばさない
遠くに伸ばそうと勢いよく伸ばしたり、痛いのを我慢して伸ばすことは逆に怪我をして
しまう可能性があります。
大きく息を吐きながらゆっくり、痛気持ちいい範囲で伸ばしましょう。
2. 正しいフォームで行う
トレーニングと同様、足の向きや姿勢などによって伸びる筋肉は大きく変わります。
しっかり伸ばしたい筋肉が本当に伸びているのか意識しながら行いましょう。
今回は、ストレッチの効果について書いてみました。
トレーニングをしてもすぐに筋肉がつかないのと同じように、ストレッチをしてもすぐに
体は柔らかくなりません。
トレーニングもストレッチも1日のルーティーンとして習慣的に行うことが大切です。
Routeでは、お客さま一人ひとりに合った自宅でできるトレーニング、ストレッチを宿題として指導させていただいております。
初めての方や苦手な方でも、習慣的に体を動かせられるようサポートさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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長坂 水紀
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