姿勢を良くしたいのに良くならない本当の理由
- 3 日前
- 読了時間: 7分

こんにちは。personal studio routeの小谷です!
今回は、姿勢についてお話したいと思います。
・この記事の内容
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「背筋を伸ばそうと毎日意識しているのに、気づいたらまた猫背に戻っている」
「整体に通ったらその日は楽になるけれど、1週間もすれば元通り」
「ストレッチを続けているのに、姿勢が変わった気がしない」
こうした経験をお持ちの方はとても多いです。でも、これはあなたの意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。「何をやっても変わらない」のは、そもそものアプローチが根本からズレているからなのです。
1|あなたが今まで試してきたことが効かない理由
姿勢を改善しようとするとき、多くの方が試みることがあります。意識して背筋を伸ばす、整体や接骨院に通う、毎朝ストレッチをする、姿勢矯正グッズを使う——。
これらはどれも「間違い」ではありません。ただ、姿勢の悪さの「原因」に直接働きかけていないという点で、根本解決にはなりにくいのです。
たとえるなら、水漏れしている蛇口の下にタオルを置いているような状態。タオルを交換し続けても、蛇口を直さない限り問題は解決しません。
では、姿勢の「蛇口」にあたる本当の原因とは何でしょうか。
2|姿勢が悪くなる本当のメカニズム
理学療法士の視点から姿勢の悪化を見ると、大きく3つの要因が絡み合っています。
1️⃣筋肉の「使いすぎ」と「使わなすぎ」のアンバランス
デスクワークやスマートフォンの長時間使用が続くと、胸の筋肉(大胸筋)は縮まり続け、反対側の背中の筋肉(菱形筋・僧帽筋中下部)は引き伸ばされたまま力が入りにくくなります。この"綱引きのアンバランス"が、猫背・巻き肩・首の前方変位を引き起こします。特定の筋肉だけを鍛えたりほぐしたりしても、このバランス自体を整えなければ根本は変わりません。
2️⃣脳と筋肉の「誤学習」(ポスチュラルハビット)
長年同じ姿勢でいると、脳は歪んだその状態を「ニュートラル(正常)」として記憶し直します。これを専門的には「ポスチュラルハビット(姿勢の習慣化)」と言います。だからこそ「背筋を伸ばすと逆に疲れる」「まっすぐにすると気持ち悪い」という感覚が生まれるのです。意識して直そうとしても、脳が「また元の姿勢に戻れ」と指令を出し続けるため、持続しません。
3️⃣インナーマッスルの機能低下
姿勢を「無意識に」支えるのは、表面の大きな筋肉(アウターマッスル)ではなく、深部にある細かい安定筋群(インナーマッスル)の役割です。腹横筋・多裂筋・横隔膜などがその代表です。これらが弱くなると、アウターマッスルが代わりに姿勢を保持しようとするため、首や肩・腰に慢性的な負担がかかります。これが「肩こり」「腰痛」として現れることも多いのです。
まとめると:姿勢の問題は「意識・柔軟性・骨格の歪み」だけにあるのではなく、筋肉のバランス・脳の誤学習・インナーマッスルの機能低下という3つが絡み合って起きています。この根本に働きかけない限り、何をしても「戻る」のは当然なのです。 |
3|3つの「よくある誤解」を覆す

誤解① 「意識し続ければ姿勢は良くなる」
よく言われること |
「常に背筋を伸ばすことを意識していれば、そのうち習慣になる」 |
理学療法士の視点 |
意識で姿勢を保つということは、筋肉を意図的に緊張させ続けているということです。 これは非常に疲弊しやすく、長続きしません。また、前述のとおり脳が「誤学習」した状態では、意識を切った瞬間に元の姿勢に戻るよう神経系が働きます。 本来の「良い姿勢」とは、意識しなくても自然に維持できる状態のこと。そのためには脳と筋肉のレベルで「正しい姿勢がニュートラル」と再学習させる必要があります。 |
誤解② 「骨盤矯正をすれば歪みは治る」
よく言われること |
「骨盤が歪んでいるから姿勢が悪い。整体・矯正を受ければ解決する」 |
理学療法士の視点 |
整体による関節・骨盤の調整は、可動域の改善や痛みの緩和に確かに効果的です。しかし、骨盤の「位置」を決めているのは骨そのものではなく、周囲の筋肉とその使い方のクセです。 施術で一時的に正しい位置に戻っても、その状態を保持する筋肉が再教育されていなければ、数日〜1週間で元の位置に引き戻されます。「整体に通っても戻る」という経験は、このメカニズムによるものです。整体は「治す」のではなく「動ける状態を作る」ためのステップ。その後の筋肉の再教育がセットで必要です。 |
誤解③ 「ストレッチを続ければ姿勢は改善する」
よく言われること |
「体が柔らかくなれば、自然と姿勢も良くなるはず」 |
理学療法士の視点 |
柔軟性の向上は姿勢改善の「必要条件」ですが、「十分条件」ではありません。関節が動くようになっても、その可動域の中で正しい姿勢を保持する筋力がなければ、良い姿勢はとれません。 さらに言えば、弱い筋肉を柔らかくし過ぎると、関節の安定性が失われてかえって痛みや不調につながるケースもあります。ストレッチと並行して、使えていない筋肉を「活性化させる」アプローチが不可欠です。 |
4|根本から変えるために必要な2つのこと
ここまでの内容を踏まえると、姿勢を根本から改善するために本当に必要なことが見えてきます。
① 「動ける身体」を先につくる
筋肉や関節に硬さや制限がある状態でトレーニングを行っても、正しい動作パターンを身につけることができません。まず関節の可動域を回復させ、緊張している筋肉をほぐすことが先決です。これが整体・手技療法の役割です。
② 「正しい姿勢を支える筋肉」を再教育する
動ける状態になったら、次は長年使われていなかったインナーマッスルを目覚めさせ、正しい姿勢をニュートラルとして脳に再学習させていきます。これは単なる筋トレではなく、動作パターンそのものを変える神経・筋の再教育です。
この2つを同時並行で、個人の歪みのクセに合わせて行うことが、姿勢改善の本質です。
大切なポイント:姿勢改善に「近道」はありませんが、正しい順番と正しいアプローチを踏めば、確実に変わります。多くの方が効果を感じられないのは、順番が逆だったり、片方しかやっていなかったりするからです。 |
5|整体×パーソナルトレーニングという答え
ここまでの話を整理すると、なぜ「整体だけ」でも「トレーニングだけ」でも不十分なのかが明確になります。
✓整体だけでは、可動域は改善されても、姿勢を保持する筋肉が育たないため繰り返す。
✓トレーニングだけでは、硬い・歪んだ状態のまま動作を重ねることになり、誤ったパターンが強化される。
✓ストレッチだけでは、柔軟性は上がっても、正しい位置で体を支える力がつかない
この3つの限界を同時に超えるのが、理学療法士の知識を基盤にした「整体×パーソナルトレーニング」の組み合わせです。
1 理学療法士による姿勢・動作の評価
どの筋肉が過緊張で、どこが機能していないか。
どんなクセで歪みが生じているかを個別に評価します。画一的なプログラムではなく、あ
なたの身体の状態に基づいたアプローチを設計します。
↓
2 整体施術で「動ける身体」を整える
関節の可動域制限を取り除き、過緊張している筋肉をリリース。
トレーニングに入る前の準備状態を丁寧につくります。
↓
3 パーソナルトレーニングで「保てる筋肉」を育てる
使えていなかったインナーマッスルを段階的に活性化。
正しい姿勢を「意識しなくても維持できる状態」へと神経と筋肉を再教育します。
↓
4 日常動作・生活習慣へのフィードバック
セッション外の過ごし方、座り方、歩き方のクセまで含めてアドバイス。
施術室の外でも変化が続くサポートをします。
姿勢は変わります。ただし、正しい順番とアプローチで取り組んだときに。

パーソナルスタジオ ルートでは、姿勢や動作観察のプロである理学療法士が監修した施術、トレーニング指導させていただくので、姿勢や歩き方の改善もお任せください。
呼吸を深くするためにはピラティスもおすすめです。
痛みの原因を探し、根本から変えるサポートをさせていただきます。
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